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オメガ3の動脈硬化予防効果

中年以降のみなさんは動脈硬化や心筋梗塞といった病気に、
もしかしたら自分がなってしまうのでは?
という不安を感じている方も、多いのではないでしょうか。

動脈硬化とは文字通り、動脈の血管が硬くなってしまう病気です。

動脈と呼ばれる大きな血管は、加齢とともに弾力性を失い、血管のしなやかさが失われてしまうと
収縮性も失われてしまい高血圧になりやすくなります。

乱れた食生活によってコレステロールの塊が血管内の壁に付着、動脈硬化が起こります。

そして血中のコレステロール値や中性脂肪値が上がると、血栓ができてしまい
この血栓が心臓の血管を詰まらせてしまうとその際に発生した動脈瘤は心臓の毛細血管につまり、
心筋梗塞などの深刻な症状に繋がります。

また、脳の毛細血管が詰まることで発生する脳梗塞も生死に関わるので注意が必要ですね。
この状態が長く続くと血管の内側に負荷がかかり、
脳出血など血管が破れてしまう病気を引き起こすケースもあるのです。
心筋梗塞、脳梗塞、脳出血
どの病気も進行すると命を失う危険性もある、とても怖い病気ですので早めに対策する事が大切です。

 

そんな時にオメガ3は血液の状態を改善することができるので、
動脈硬化や心筋梗塞を防ぐ手助けになるのです。

 

オメガ3系は基本的に魚から摂取することができ、
青魚を中心にDHAやEPAなどの栄養素を摂取することができます。
またオメガ3系に対してお肉の脂などはオメガ6系と言われています。
この脂肪酸をバランスよく摂ることで動脈硬化や生活習慣病を防ぐことが可能となるわけです。

 

動脈硬化を引き起こす生活習慣のひとつに必要以上のカロリー摂取をしてしまうことが上げられます。
体に必要以上のカロリーは脂肪として蓄えられて
何らかの事態で食べ物が食べられなくなってしまった場合にエネルギーとして使用されます。
そのため脂肪がどんどんと増えて行きますが

その際に脂肪を身体に蓄積しておくために重要な働きをしているのが血液です。
血液中に溶けた中性脂肪やコレステロールが酸化してしまうと血管の内側に付着し、
血液が流れる量を少なくしてしまったり血管を塞いでしまいます。
これらが心筋梗塞や動脈硬化の原因となるのです。

 

オメガ3は不飽和脂肪酸と言われている常温で液体のままの油分です。

オメガ3は体内に入っても液体のままで、
身体に蓄積されている脂肪に働きかけ不飽和脂肪酸と同じような液体にする働きがあります。
この働きによって血液中の中性脂肪やコレステロールが消費されて行きます。
オメガ3の働きは血液をサラサラにして流れを良くすると
その効果により脂肪が酸化し血管の内側に付着することがなくなるので
動脈硬化や心筋梗塞を予防してくれるのです。

昔から良く青魚を食べなさいと言われるのはこういう事だったのですね。

今日はオメガ3が動脈硬化に対してどんな働きをするのかについてのお話でした。

 

次回はオメガ3の美肌効果についてお話いたします。

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