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9.72018
血糖値の急上昇を抑えてダイエット
皆さんこんにちは
うちの親父は糖尿病です。そのため私も色々と糖尿病に関して調べたり
父の担当医とも懇意にしておりますので血糖値に関してかなり詳しくなりました。
私自身も低糖質の麺を販売している身ですし皆様に少しでも血糖値を改善して
健康になって頂くために、今日は血糖値を急上昇させない方法についてお話したいと思います。
人間の身体は血糖値が急上昇すると、血糖値を下げるために大量のインスリンを分泌します。
そしてインスリンは、その時使いきれない糖を脂肪に変えて蓄えます。
その時大量にインスリンが分泌された場合、糖を脂肪に変えるため太りやすくなってしまうのです。
そのため、インスリンは肥満ホルモンとも呼ばれています。
体に脂肪を溜め込む働きがあるホルモンはインスリンだけですので、
インスリンを過剰に分泌しないように気を付けることで、肥満を防ぐことができるというわけです。
ということはインスリンを過剰に分泌させなければダイエットに繋がるということにもなりますよね。
まさに血糖値の改善はダイエットにもなるのです!
そして血糖値の食後の急上昇と正常を繰り返すのも良くない事はみなさんご存知でしょうか?
この急に上がったり下がったりを繰り返す行為は突然死や認知症を招く危険があると言われています。
ですからいかに血糖値の急上昇を防ぐということも大切であるということになりますね。
ダイエットを行う場合も、血糖値のコントロールが必要となります。
血糖値を急上昇させないためには、3つの方法が考えられます。
一つ目は、ゆっくり噛んで食べることです。
よく噛んで食べることは早食いを防止して時間をかけることにより満腹感も得られますので一石二鳥なのです。
二つ目は、糖の吸収が緩やかな低GI値の食品を摂るように心がけるのもその方法になります。
低GI値の食品を摂ることにより血糖値の急上昇を防ぐことができ、その結果、脂肪を溜め込むこともなくなります。
炭水化物の中で、最も低GI値が低いのは、一番が蕎麦で、次が玄米です。
しかし注意して頂きたいのがこの蕎麦ですが
良くスーパーなどで売られている、袋入りのゆで蕎麦や冷凍の蕎麦などは、ほぼ小麦粉で出来ており
蕎麦っぽい色がついているだけで、あれは細いうどんです。
十割蕎麦でしかも玄米のように出来るだけ外側の表皮まで使っている
蕎麦でなければあまり意味がありませんのでご注意くださいね。
白っぽい蕎麦は内側の部分しか使っていませんので、(実はその方が高級ではあるのですが)
身体の為には外側の部分も使った黒っぽい蕎麦を食べるようにした方が良いと思います。
それから玄米が苦手だという人は、白米と混ぜて使うと、それほど違和感なく食べることができるかと思います。。
果物では、ベリー系や柑橘系が低GI値です。
ベリー系の果物も、柑橘系の果物も、美味しくてビタミンが豊富です。
果物は、美容にも良く、カロリーも低いので、ダイエット中も強い味方となってくれます。
お酒も気になるところですよね?普段のビールを焼酎などに変える事で血糖値の急上昇を防げることでしょう。
そして三つめは、食べる順番を変えることです。
例えば同じメニューであっても、食べる順番を変える事で血糖値の急上昇を防ぐことが可能です。
野菜やキノコ類には、食物繊維が豊富に含まれております。
その食物繊維は、糖の吸収と消化を遅らせることが出来ますので、食事の最初に食べるようにします。
その次に肉、魚などのタンパク質を食べ、そして最後に炭水化物を食べるようにすることで、
血糖値の急上昇を避けることができるわけです。
どうでしょう?意外と知っているだけで血糖値の急上昇を抑えられると思いませんか?
気になった方は、これを機に血糖値の急上昇を抑える意識を持ち普段の生活を心がけてみてはいかがでしょうか。
今日はそんな血糖値の急上昇についてのお話でした。